Zeika Nominar 25mm F0.95 のビフォーアフター

今回はこの記事の続き。
Zeika Nominar 25mm F0.95 を修理した

オールドレンズで撮影された記事を読むに付け「ホントかなぁ。」って思うことがある。それは「柔らかい」とかいう感想(何が柔らかいのか明記してないことが多いけど。w )。何でかって言うと、そのレンズの状態がどーなのかって思ったり。状態の悪いまま使っているんじゃないかなぁって思っちゃうんだよね。

傷、カビ、クモリ、拭き傷。あまり気にしない人が多いみたいね。ってか、古いモノはそんなもんだって諦めてるのかな。状態が悪いから手にしても直ぐに転売する。だからオークションとかが盛んになるんだろーねぇ。(´・ω・`)


例えばある通販ショップで〈 A ランク・美品〉と記載されたレンズがあるとする。備考を見ると〈ガラスに拭き傷が目立ちます〉なんてひょうひょうと書いてあるショップは珍しくない。ボクはそんなショップは当てにしない。「 A ランクで拭き傷が目立つってどーゆーことよ!!」って感じだよね。( ゚д゚)、ペッ

それと試写すらしないショップも多いよね。だから「無限遠出てます?」って問いかけに答えられない。だって、試写してないんだもん。w

※余談になるけれど、全国展開しているゆーめーなお店や通販でもビッグネームなあのお店も、間違えなく試写なんてしてない。試写はおろか買い取り時の惨たるものだよね。他のヒトが持ち込んだ買い取りの様子を見てたら、一通り目視で確認だけして「はい。○○円です。」ってな具合。そんなんじゃ、中身のチェックなんてできやしないよねぇ。( ゚д゚)ポカーン

あっ、ボクの場合は信頼の置けるショップから買ってるよ。試写もするしメンテナンスもできる。物の評価も一切過大にしない。そうでなきゃ、古いレンズだなんて良い状態で良い販売ができるハズが無いって思っちゃうんだよね。もう信頼したから、そのヒトはボクの目になってくれている感じ。ありがたいことだよ。そうは言いつつ、今回紹介してるレンズは個人売買で見事にガラクタを引き当てたんだけど。(´;ω;`)ブワッ


でっ、今回のレンズ。前回の記事でバルサム切れがあったって紹介したけど、せっかくだから写りの違いをご覧いただこう。( ー`дー´)キリッ

とある道路を F 4 で。まぁ、時刻も違うし立ち位置も若干違うから何ともだけど。見るとコントラストが全然違うねぇ。本当に同じレンズなの?って感じ。コントラストの低い修理前の状態だと、ピント面が繊細に感じるよね。低コントラストな分、線が細く出るからかなぁ。詳しいヒトはご自身で解釈してね。ボクは分かんないからっ。w


修理前 F 4 にて
修理後 F 4 にて